JACK
まだまだ暑い日々が続いていますが、皆さん夏バテしていませんでしょうか?
僕は絶賛夏バテ中で朝からぐったりしています。
どうも本調子が出ず、朝ご飯を食べる元気がない…。
前回の記事では水出し緑茶を紹介して水分補給しようという話をしましたが、ちゃんと栄養も取らないと倒れてしまいます。
朝元気の出ない方のために、今回はスムージーをご用意いたしました。
水出し緑茶が気になる方はこちら☟
夏バテにはスムージーを
だるくて朝ご飯を作る元気もない、食欲がわかない、疲れが取れない、お腹の調子が良くない…。
夏バテの原因は以下が考えられます。
- 室内外の温度差による自律神経の乱れ
- 自律神経の変調による内蔵の不調
- 高温多湿な環境による発汗の異常
- 熱帯夜による睡眠不足
夏バテ対策にスムージーがいい理由をまとめたので、レシピ紹介の前に読んでおきましょう。
野菜や果物を一度に摂取できる
厚生労働省が提唱する、疾病の一次予防に重点を置いた健康づくり運動「健康日本21」では一日の野菜の摂取目標量は350g(食べる部分のみ)。
また、果物のある食生活推進全国協議会が提唱する一日の果物の摂取目標量は200g(皮などを含む、可食部で150g程度)です。
しかし、現在どの年代においてもその量に達していない状況なんだそう。
ビタミンCやビタミンE、カリウム、カルシウム、食物繊維などの摂取は生活習慣病や循環器疾患、がんの予防に効果的だと言われており、積極的に摂取していきたいところですが、なかなか難しいですよね。
夏バテ中は食欲不振なので、スムージーのような流動食なら摂取が簡単なので助かります。
ビタミンを効率よく摂取できる
身体のだるさや疲労感には炭水化物を効率よくエネルギーに変えるビタミンB群や、心身のストレスを緩和するビタミンCが効果的。
ビタミンB群は水に溶けやすい性質があり、長時間水に浸したり加熱したりすると損失しやすいもの。
またビタミンCは熱に弱い性質があり、こちらも過熱すると損失されてしまいます。
スムージーは非加熱で作ったらすぐに飲めるのでビタミンを効率よく摂取することが可能です。
スムージーを飲むときの注意点
スムージーを飲むときの注意点は大きく四つ。
せっかく作って飲むんだからマイナスにならないよう注意しましょう。
毎日飲まない
スムージーは流動食なので、胃腸への負担が軽いのがメリット。
しかし、毎日飲み続けていると胃腸本来の働きが鈍ってしまうので注意が必要です。
また、同じ食材を継続して摂取し続けていると「遅延型フードアレルギー」を引き起こす可能性もあるので、同じレシピにし続けるのも避けたほうが良いでしょう。
一気飲みしない
唾液に含まれる消化酵素アミラーゼがデンプンを分解し、消化を助けています。
スムージーを一気飲みしてしまうと唾液と混じらず、栄養が上手く吸収されない場合もあります。
飲むときは唾液とスムージーが混じるよう意識して少しずつ飲むのが良いでしょう。
ただしブレンダーで食材の細胞壁を壊しているため、酸化が進みやすく栄養素が失われやすいので、作ったらすぐ消費が原則です。
身体が冷えすぎないようにする
スムージーには冷凍されたフルーツや、氷を混ぜて作るレシピもありますが、冷たくしすぎないように注意。
特に体温が上がり始める朝に、体内から冷やしてしまうと代謝が上がりづらくなってしまいます。
お腹を下しやすい方も朝からお腹を冷やしすぎないよう調整しましょう。
時間と目的に合わせてレシピを調整
この記事ではあくまで夏バテで朝食が食べられない方向けに書いていますが、ダイエット目的でスムージーを食事と置き換えたい人もいるかもしれません。
その場合は、レシピの調整が必要。
例えば、夜寝る前に糖質を多く摂取すると脂肪として蓄積されやすいので、夕食を軽くしようとするときは果物は少なめにするなどの注意が必要です。
気になる方は色々調べてみると良いでしょう。
スムージーの作り方
スムージーとは一度冷凍させた野菜や果物をブレンダーで滑らかにしたもののこと。
目的に応じて、もしくは冷蔵庫にあった余り物で手軽に作れるのが魅力です。
ブレンダーを用意すれば後はカットした具材を入れて混ぜるだけ。
ちなみにミキサーとブレンダーは同じもの。
1952年に松下電器産業(現Panasonic)が発売したのがミキサーと呼ばれており、世界的にはブレンダーが一般的な呼称です。
JACKの使用アイテム
アイテム紹介
我が家で使用しているのはBRAUNの「マルチクイック5 ヴァリオ ハンドブレンダー MQ5045」。
上の写真の他に泡立て器のアタッチメント、ビッグチョッパーとアイス用カッター、専用スパチュラのついた1台5役の便利なセットです。
今回は計量カップとハンドブレンダーのみを使用するので、他のアイテムについてはまた機会があれば紹介します。
ハンドブレンダーの全長は40.5cm程度で重さは0.81kgとややずっしり。
コードの長さは約1.2mなので作業範囲はそんなに広くありません。
一緒に写っている計量カップの最大容量は600ml。
BPAフリーのプラスチック素材で、厚みと強度があるので僕はこのセットでスムージーを作っています。
では、アイテム紹介の前にブランド紹介から済ませてしまいましょう。
ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック5 ヴァリオ MQ5045
BRAUN(ブラウン)
BRAUN(ブラウン)は1921年にMax Braun(マックス・ブラウン)によって設立されたドイツの小型電気器具メーカー。
1984年にGillette(ジレット)社によって買収され、2005年にはGilletteがP&G社に買収されたことにより、この子会社となりました。
今回紹介するハンドブレンダーを含む各種電動調理器具は「ブラウンハウスホールド」としてP&GからDe’Longhi(デロンギ)社に移管され、日本向け製品はデロンギ・ジャパンが請け負っています。
マルチクイック5 ヴァリオ ハンドブレンダー MQ5045
スピード調整ダイヤルは21段階で調整可能。
片手で簡単に操作できるのがポイント。
さらに「T」マークの書かれたターボボタンでよりパワフルな拡販が可能です。
より多くの具材や大容量のものを一気に処理したいときに役立ちます。
ちなみに上のボタンが電源ボタン。
人間工学に基づいたエルゴノミックデザインな持ち手で操作もストレスフリー。
BRAUNのハンドブレンダーにはパワーベルテクノロジーと呼ばれる標準機能が採用されており、ベル型シャフトと6本足の形状で食材の飛び散りを防ぎながら滑らかに仕上げてくれます。
また超硬ステンレス製ブレードはそれぞれ逆方向に傾いていて、食材が詰まりにくいのが結構嬉しいポイントだったりします。
刃は鋭いので洗うときと拭くときは要注意!
今は「つぶす」「混ぜる」「泡立てる」「きざむ」「スライス」「せん切り」「こねる」1台7役の商品も出ているようなので、これから揃える予定の人は高機能な上位モデルもいいかも。
レシピ紹介
ここ数日で作ったスムージーをまとめてみました。
レシピと言っても量は目分量だし、レシピ名はオリジナルなのであくまで参考まで。
お好みの具材で試してみてください。
ちなみにすべて2人前なので分量にご注意を。
トロピカルスムージー
- 牛乳:200ml
- 缶詰のカットパイン:約2/3
- 冷凍マンゴー:1本
- バナナ:1本
すべて南国のフルーツなので暑い日にはもってこいの一品。
味もイメージ通りで滑らかな口当たり。
サワーベリースムージー
- 冷凍ミックスベリー:適量
- 牛乳:200ml
- ヨーグルト:200g
ストロベリーとブルーベリーとクランベリーの酸っぱさが朝の眠気を覚ましてくれます。
フルーツの食感を愉しむためにいくつか冷凍のまま飾りつけしてあります。
酸っぱいのが苦手な人は砂糖や蜂蜜で調整すると良いかも。
マイルドグリーンスムージー
- 牛乳:200ml
- 小松菜:1束
- 蜂蜜:適量
- バナナ:1本
スムージーの定番レシピの一つ。
小松菜にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれており、バナナにはカリウムの他、ビタミンB2やビタミンB6が含まれているので、多くのビタミンを摂取したい人にはおすすめのレシピです。
野菜の苦みが気になりそうな色ですが、バナナの甘みがそれを上回るのでほとんど気になりません。
オレンジ&キャロットスムージー
- 蜂蜜:適量
- ヨーグルト:200g
- 人参:1/2本
- ネーブルオレンジ:2個
人参に含まれるβカロテンが抗酸化作用や免疫賦活作用を持っているので、夏バテ対策にぴったり。
人参の不溶性食物繊維が細かく残っているので、咀嚼しながら飲む必要があります。
たまたま冷蔵庫にあったネーブルオレンジを合わせてみましたが、やや人参の味が濃い目でした。
レモン汁とかを入れるともっと飲みやすくなりそう。
まとめ
だるくて元気も食欲もない時は、野菜や果物をブレンドして手軽に栄養補給してしまいましょう。
食材を切ってあらかじめまとめておいて、朝起きたらブレンダーに入れてスイッチを押すだけなので調理も楽々。
あなたもオリジナルのスムージー作りに挑戦してみませんか?