JACK
結婚して以来、毎年バレンタインデーには僕から妻へチョコレートを贈っています。
僕の職場が都心の方なので、選べる商品のバリエーションも多く、何より選んでいて楽しくなってしまって慣習になってしまいました。
過去のプレゼントも紹介したかったのですが、写真がなかったので今年分から紹介していこうと思います。
僕がバレンタインチョコを選ぶ基準は、外箱や容器を含む「プロダクトデザイン」、商品の形状やそれらに込められた「ストーリー」。
そんな二つの基準をクリアして今年僕が選んだのがHotel ChocolatのLove Potionsです。
Hotel Chocolat(ホテルショコラ)とは
Hotel Chocolatはイギリス全土に120以上の店舗を構える国民的チョコレートブランド。
Angus Thirlwell(アンガス・サールウェル)とPeter Harris(ピーター・ハリス)によって創業されたミントのデザインと販売を行う会社「MMC」はチョコレート販売に舵を切り、Geneva Chocolates(ジュネーヴチョコレート)、Chocolate Express(チョコレートエクスプレス)と名前を変更し、2003年にHotel Chocolat(ホテルショコラ)となりました。
創業当初からチョコレートメーカーの既成概念にとらわれない商品づくりを目指し、世界初のチョコレートのジャンル「スーパーミルクチョコレート」をはじめ、カカオニブとケチャップの組み合わせのスパイスや、カカオから蒸留した「カカオジン」などのオリジナリティー溢れる商品提案を行っています。
1998年に始めたユニークなチョコレートを試食した中から選ぶという試みは、今では「テイスティングクラブ」と呼ばれる10万人超規模の大きなコミュニティーになっているようです。
カカオ栽培地であるカリブ海のセントルシア島では実際にホテル経営もしているようで、チョコレートを中心に幅広くサービス展開しているブランドです。
Love Potions
「惚れ薬」を意味するLove Potion。
三角フラスコをモチーフとしたボトルに甘い薬に見立てた6種類のベビートリュフチョコが36個。
アルコールフリーなのでお酒が苦手な人にもおすすめ。
持って帰る途中でちょっとチョコが溶けてしまったのか、ボトル内が汚れて見えてしまった、失敗。
販売員さんによると「フラスコの口をふさいでいるコルクは臭いを通してしまうので、冷蔵庫で保管するときは注意してくださいね」とのこと。
毎年人気の商品なのも納得の可愛さ。
味のバリエーション
中身は6種類のトリュフチョコ。
味のバリエーションは左上からZを描くように以下の通り。
- Gooey About You
- I Like You Cherry Much
- One in a Melon
- Just Peachy
- Smooth Operator
- Grand Passion
中身はこんな感じ。
口内の温度ですぐにトロッととろけるので、もっとジャム状の中身を予想していたのですが、切ってみると意外としっかり。
本当は1種類ずつ写真を撮って紹介する予定だったのだけれど、ついつい妻と二人で食べてしまって単体写真はありません。
まぁ、それくらい美味しかったよってことでご愛敬。
以下味の説明。
Gooey About You
Gooey about youは訳すと「あなたにメロメロ」的な感じなのかなぁ。
甘いミルクチョコレートの中にソルトキャラメル。
この中では一番甘かったかな、ちょっとしたケーキを食べたくらいの満足感。
I Like You Cherry Much
I like you very much(あなたのことが大好きです)とかけたネーミング。
70%ダークチョコレートの中にサワーチェリー味のガナッシュ。
味が濃くて大人向け、ブランデーと合うだろうなぁ。
One in a Melon
One in a million(100万人に一人/かけがえのない存在)とかけたネーミング。
70%ダークチョコレートの中にスイカ味のガナッシュ。
海外のスイーツって時々スイカ味入っているんだけど、いつもよくわからないんだよなぁ。
Just Peachy
Just Peachyは「最高な気分!」という意味。
40%ミルクチョコレートの中にピーチアイスティー味。
しっかり紅茶の味わいもあって、僕はこれが一番好きだった。
Smooth Operator
Smooth operatorは「話し上手な人」という意味。
40%ミルクチョコレートにヘーゼルナッツプラリネ。
中身が一番固くて、どっしりした重厚感。
Grand Passion
Grand passionは「激しい情熱」という意味。
ホワイトチョコレートの中にパッションフルーツ。
ピリッとした酸味が引き立つジューシーな甘み。
食べ終わった後は
容器のフラスコが可愛いので、綺麗に洗って再利用することにしました。
リキュールを入れてより「惚れ薬」らしくしてみても面白い。
フラスコの裏側には3種類の目盛り。
I have a crush on you(君に惚れたよ)のCrush。
I am passionate about you(君に夢中だ)のPassion。
I love you(君を愛している)のlove。
左上の36はチョコレートが36粒入っていることを意味しているのかな。
チョコレートを食べた後も楽しめる大満足商品でした。
まとめ
商品名に込めたストーリーが容器にも商品にもしっかり反映されていて完成された世界観。
一粒当たりの満足度も高くて大満足!
容器を再利用できるし、プレゼントするときの話のネタにもなる素敵なチョコレートでした。