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【THE LIBERTINES’ NOTES #01】PENTAGOで遊ぼう!

JACK

こんにちは! JACK(@homoludens8890)です

皆さん、年齢や性別に関係なく気軽に遊べる友達はいますか?

粋な男は人付き合いが上手く、誰とも分け隔てなく接することができるもの。

人間関係が希薄になりがち、もしくは狭い範囲に集中して排他的になりがちな昨今ですが、僕個人の意見としては顔は広ければ広いほどいいです。

人は助け合って生きる生き物ですので、誰とでも仲良くなれる能力は持っていて損はありません。

とは言え、皆がオンラインゲームをできるわけではありませんし、共通の話題や相手の好みを知るのも大変。

「THE LIBERTINES’ NOTES」ではアナログゲームやおもちゃなど、簡単なルールを共有するだけで広く楽しめる遊びを紹介していきます。

PENTAGO(ペンタゴ)

PENTAGO – SOLID BIRCH EDITION

今回紹介するのはスウェーデン生まれのボードゲーム、PENTAGO(ペンタゴ)です。

2003年にこれを作ったTomas Flodén(トーマス・フローデン)はMindtwister ABという会社を設立し、ヨーロッパ市場に向けて販売を開始。

2005年にスウェーデンのGame of The YearでÅrets Vuxenspel(成人向けゲーム)賞を受賞、2006年にはフランスのToy of the YearでBest Strategy Game(もっともすぐれた戦略ゲーム)を受賞します。

2006年にプロスケートボーダーのMathias Ringstrom(マチアス・リングストローム)がスウェーデンに帰省した際にこのゲームに出会い、同じくプロスケートボーダーのTony Magnusson(トニー・マグナソン)と共にフローデンと北米での製造・販売に関するライセンス契約を結びました。

Mindtwister USAが設立され現在に至るまで、高IQグループのMENSAのMind Game Competition(心理ゲームコンテスト)で選出されるなど、世界各国で数々の賞を獲得しています。

パッケージにも大きく表示されていますね。

ちなみにMindtwister ABは2015年にMartinex社に買収されてしまっているようです。

参考 Martinex Ab – Älska vardagenMartinex Ab

参考 mindtwisterusa — HOMEmindtwisterusa

また、今回紹介するのはSOLID BIRCH EDITION

樺の木でできたボードの商品です。

日本ではペンタゴクラシックの名前で売られているようです。

他にもプラスチック製のものや3名以上で遊べるものもあるみたい。

なかなか出回っていないようで少々価格が高騰していますね。

内容物

盤面は横14.3cm、縦14.3cm、高さ3.4cm。

外箱は横19cm、縦19cm、高さ6cmでした。

3×3のくぼみのついたボードが4枚、真ん中に十字に立てられた金属で4分割された土台の上に乗っています。

3×3のボードは乗っかっているだけで、簡単に取り外しできます。

これは完全に個人の好みなのですが、木製のおもちゃってすごくいいですよねぇ…。

各プレイヤーには駒として黒と白のマーブル(球)が18個ずつ

付属の黒い袋に入れて使えます。

遊び方

では早速遊び方を見てみましょう。

このゲーム、簡単に説明すると「回す五目並べ」です。

プレイヤーは順番にマーブルをボードに置いていき、最終的に「縦・横・斜め」のいずれかで5個揃えば勝利です。

まずマーブルを好きな場所に置いて、

ボードを90°回転

ボードは右でも左でもいいのですが、マーブルを置いたら必ず90°回転させます。

上の写真では右に90°回転しています。

また、回すボードはマーブルを置いたボードでなくても構いません

これがこのゲームの面白いところで、「気付かないうちに5個揃えられちゃった!」みたいな驚きが時々生まれます。

ここで一つクイズを出してみましょう。

各プレイヤーが7手目を終え、次は白プレイヤーの手番です。

上手くいけば次の1手で5個揃うのですが、どこにマーブルを置いてどこを回せばいいでしょうか?

プレイしている気持ちで考えてみてください。

正解はここにマーブルをおいて、

マーブルを置いたボードを左に回転。

これで斜めのラインが完成しました。

皆さん、わかりましたか?

ちなみに、回転したときに白と黒両方揃ってしまった場合は引き分け。

しっかり先を読んでマーブルを置いていかないと勝てない戦略ゲームで、いい頭の体操になります。

まとめ

5目並べに「回転」という新たな要素が加わったPENTAGO、我が家ではゲストに人気のあるゲームの一つです。

ルールが「置いて、回して、5個揃える」というシンプルさなので、誰でも気軽にプレイできるところも魅力です。

推奨は8歳以上となっていますが、子供の頃からプレイするのはいい教育にもなりそう。

日本では流通数が少なく、価格が高騰しているのが悩みどころ。

定価でゲットできるときは早めに入手しておいたほうがいいかも。